ハンガリー観光

ハンガリーに来たら洞窟カヤッキングも楽しもう!ハンガリー西部のタポルツァ(Tapolca)を紹介!

ハンガリー旅行といえば定番はブダペストですが、ブダペストの外に行かれるという方は意外にも少ないのではないかと感じています。

或いは筆者が気づいていないだけなのかもしれませんが、せっかくハンガリーへ来たのにブダペストだけというのは勿体ないです。

ということで少しでもブダペストの外に出たくなるような場所ということで、今回はハンガリー西部に位置する、洞窟カヤッキングが名物の町、タポルツァを紹介します!

タポルツァってどこにあるの?

タポルツァ(Tapolca)はハンガリー西部にある町で、ブダペストからは約160㎞程度離れています。

160㎞といえば東京駅から東北新幹線か東北本線で那須塩原に行くような距離感ですね。

決して大きな町ではありませんが、ブダペストから直通してくる急行列車はもちろんのこと、バラトン湖沿いの都市やオーストリア国境に近いジェール方面とも接続しており、交通の要衝にもなっています。

そんなタポルツァの一番の目玉はタイトルでも紹介しているように、洞窟カヤッキングです。



タポルツァ名物!洞窟カヤッキングを楽しもう!(Tapocai-Tavasbarlang)

タポルツァの洞窟カヤッキング

タポルツァの洞窟は町の中心部から歩いてすぐのところにあります。

外から見るだけではただ民家があって、とても地下に洞窟があるとは思いにくいかもしれませんが、その民家のようなものこそ例の洞窟カヤッキングの受付場所です。

そこで受付と支払いを終えたら地下に案内され、そこは紛れもなく地下水で水没した洞窟(Tapocai-Tavasbarlang)になっています。

そこでカヤッキングを楽しむわけですが、水質がとにかく素晴らしいです!

どれくらい綺麗かというと写真でも表しきれないぐらい透き通っています

よく見ると洞窟に住み着いた魚も見えたりするので、カヤック中はまばたき厳禁ですよ!

澄み渡った水で、しかも洞窟の中でカヤッキングというのはなかなか滅多にできるアクティビティではないので、ハンガリーに来られた際にはぜひ、タポルツァ洞窟カヤッキングを満喫してください!

英語にはなりますが、下記リンクから洞窟の詳細や料金情報などの確認もできますので、ぜひご参照ください。

入場料:3700フォリント(大人料金)(詳しくは公式サイトからどうぞ!)

タポルツァで町歩きも満喫!目玉はマロム・トー(Tapolcai Malom-tó)

タポルツァ中心部のマロム・トー

先ほど紹介した透き通った地下水で水没した洞窟ですが、その水が最終的にどこにたどり着くか気になりませんか?

実はその答えがタポルツァの町の中心部にあります。

町の中心部とは思えないほど水質が綺麗で透き通った池(マロム・トー)がありますが、これぞまさに洞窟の地下水が地表に出てくるところです。

綺麗な池をバックに中世を思わせる建物が広がっており、ノスタルジックさとかわいさが融合したような素敵な町並みになっています。

タポルツァの町中にはカフェやレストランもありますので、洞窟カヤッキングが終わったらのんびり町歩きをするのもおすすめですよ♪

なお、タポルツァを拠点に近辺の城跡やたくさんの自然スポットに行けますが、その話はまた別の機会で改めて紹介します。



タポルツァへのアクセス

タポルツァ駅

ブダペストからタポルツァへのアクセスは2通りあります。

鉄道の場合、ブダペスト南駅(Budapest Déli Pályaudvár)から急行列車で3時間少々です。

バスの場合はネープリゲット(Népliget)バスターミナルからバスで~3時間程度です。

下記に比較表をつけますが、速達性と安さという点ではバスに分があります。

ただし、車窓を楽しみたいということであれば、筆者としては鉄道をおすすめします。

鉄道の場合、ハンガリー最大の湖であるバラトン湖にさしかかるや否や、湖岸すれすれにのんびり走行するため、車窓が素晴らしいです。

同じ湖に沿いながらも時間帯や日差しの強さなどによって水面の色が瞬く間に変わっていくところも車窓を楽しむときのポイントです。

バスからだと...残念ながらバラトン湖は見えません。

運賃(現地通貨)ブダペストからの発着地所要時間参考URL
鉄道3710フォリントブダペスト南駅3時間17分MÁV
バス3226フォリント(オンライン割引)ネープリゲットバスターミナル2時間50分~3時間Volánbusz

ハンガリーではユーロではなく、フォリントを使っています。日本円1円あたり、2.3フォリントです。

タポルツァで宿泊するなら?

ホテル・ガブリエッラの水車

タポルツァは決して大きな町ではありませんが、宿泊場所が10か所以上あるので、町の規模の割には多いと言えるでしょう。

先ほど紹介したマロム・トーのすぐ近くにもホテルやアパルトマンが複数あります。

タポルツァの象徴の1つであるマロム・トーを眺めながら宿泊したいということでしたら、下記の3か所がいいでしょう。



ハンガリーに来たらぜひタポルツァへ!

タポルツァの洞窟

今回は洞窟カヤッキングが名物のタポルツァについて紹介しました。

ハンガリーは目が丸くなるほど意外な自然に満ちた国であり、タポルツァの透き通った水で満たされた洞窟もまたその1つです。

また、タポルツァはマロム・トーを中心に町並みもオシャレなので、町歩きも大変楽しいです。

タポルツァに宿泊して周辺の村や山、城跡に繰り出すのもいいでしょう。

これを機に、ハンガリーへ来られる際にはタポルツァの洞窟カヤッキングも選択肢に入れてもらえると筆者としては大変嬉しいです!



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