以前にハンガリーの朝ごはんにカカオーシュチガを勧めましたが、他にも素敵な朝ごはんのお供は色々あります。
今回紹介するのはカカオーシュチガと同じくハンガリーの朝ごはんに欠かせない(?)コルバースを紹介します。
サラミとは言わせません、コルバース(Kolbász)です(笑)。
そして当記事を読み終わった頃には空腹になっていることでしょう。
コルバース(Kolbász)って何?
コルバースは雑にまとめるとハンガリー式ソーセージ或いはサラミで、特に厳密な定義はありません。
ただ、ハンガリーで実際にコルバースを食べてみると製造過程でパプリカなどのスパイスを多用していることも多く、スパイシーなものが多く目立ちます。
ただし、フルカ・コルバースのようにまさにソーセージと言って差し支えないものもあります。
また、一概にコルバースとは言っても種類によって食べ方も異なりますが、食べ方はこの後すぐに紹介しますので少々お待ちください。
コルバースの食べ方は?
一口にコルバースとは言っても色々あるわけですが、朝ごはんで食べられるタイプのコルバースはいわばハンガリー式のサラミです。
この手のコルバースはスパイスなどと混ぜながらじっくり燻製されてできているため、常温でそのまま食べることができます。
ほんのりスパイシーな上に燻製されたからこその香りの良さがたまりません。
そのまま食べるのもいいですが、筆者としてはパンの上に乗せて食べる「カトナ」と呼ばれる食べ方がおすすめです。
とにかくパンが止まらなくなります(笑)。
なお、これはあくまでも参考までにですが、パーリンカとの相性も抜群です。
コルバースはどこで食べれる?
コルバースは基本的に買って家で食べることが殆どなため、外食で食べる機会はどちらかというと少なめです。
強いていえば前菜にあるかないかといったところでしょう。
かといって旅行中に食べる機会はないのかといえばそんなことはありません。
市場はもちろんのこと、cbaやSparなどの主要なスーパーにいけばほぼ確実にコルバースが売られています。
肉コーナーでほぼ常温で売られている腸詰が目印です。
持ち帰ってついでに買ったお酒とあわせて晩酌にするもよし、ついでに買ったパンと合わせて朝ごはんや昼のサンドイッチにするのもいいでしょう。
なお、ブダペスト空港の土産コーナーでもコルバースが置かれていますが、日本には持ち帰れませんので悪しからず。
ハンガリーの朝はほんのりスパイシーなコルバースで始めよう!
今回はほんのりスパイシーなコルバースについて紹介してきましたが、お腹のすき具合はいかがでしょうか?
雑に言えばハンガリー式サラミということにはなるのですが、スパイス、中でもハンガリーの食卓に欠かせないパプリカも多用しているところがハンガリー、いや、コルバースならではといったところでしょう。
ハンガリーを旅される際にはぜひ市場やスーパーに寄ってコルバースを買い、朝をコルバースで始めるルーティーンを作ってみるのもいいかもしれませんね。