ドナウ川の真珠と呼ばれるブダペストですが、たまには街の喧騒から抜け出してみたいとは思いませんか?
しかもドナウ川のほとりだったらなおのこと最高ですよね。
ブダペストから手軽に行けてかつドナウ川のほとりにあるのんびりした町、あります!
今回はドナウ川のほとりにあるのんびりした町ヴァ―ツを紹介していきます。
ヴァ―ツってどこ?
早速突っ込みどころがありますが、バーツではなくヴァ―ツです。
それはさておき、ヴァ―ツはいわゆるドゥナカニャールと呼ばれる、ドナウ川が南に向けて湾曲しているところに位置しています。
ブダペストからは40㎞程度しか離れていないこともあり、ブダペスト都市圏のいわば衛星都市のような位置づけにもなっています。
のんびりした町並みとは裏腹に、スロヴァキアやチェコ方面などの国際列車も停車しており、鉄道の要衝でもあります。
ドナウ川沿いののんびりとした町並みが素敵なヴァ―ツ
ヴァ―ツにはこれと言って特に「見ておくべき!」というような名所は世辞にも多くはありません。
しかし、同じドナウ川沿いでもブダペストとは異なり緑の多い風景、ゆっくりと流れる時間はのんびり過ごすには十分でしょう。
川沿いのカフェでコーヒーを嗜みながらドナウ川を愛でるのも趣がありますね。
ヴァ―ツは小路や坂道も多く、少し脇道に入ると写真のようなかわいい町並みが待っています。
観光客でごった返すこともないのでマイペースに散歩しながらのんびりかわいい町並みを愛でられるのがヴァ―ツの一番の魅力だと思っています。
ちなみにドナウ川を挟んでヴァ―ツの対岸はどうなっているかというと......。
ブダペストでは考えられないほどに緑色です。
その対岸の緑色は実はドナウ川の中州、センテンドレ島です。
センテンドレ島ではハイキングルートが多く整備されており、ヴァ―ツからの渡し船も運航されています。
ヴァ―ツからはセンテンドレ島のタヒトートファル(Tahitótfalu)まで運行されていますので、興味のある方は下記URLから確認してみて下さい。
運賃は片道800フォリント!時刻表はこちらから!
ヴァ―ツへのアクセス
ヴァ―ツへは鉄道でのアクセスが圧倒的に便利です。
ヴァ―ツはブダペスト西駅(Nyugati Pályaudvár)と直結しており、普通列車(S70系統)、区間快速列車(Z70系統)、チェコ方面行のユーロシティのほぼ全列車が停車します。
多い時間帯では1時間に4本の列車が発着しており、所要時間は普通列車(S70系統)でも40分しかかかりません。
なお、ユーロシティなどの優等列車では最速25分で到着します。
ブダペストからの運賃は650フォリント!公式サイトはこちらから!
ブダペストの喧騒に疲れたらヴァ―ツでのんびり過ごしてみませんか?
ブダペストから普通列車でたった40分のヴァ―ツはブダペストへの通勤圏内にあるとは思えないほどのんびりとした町です。
ドゥナカニャールと呼ばれるドナウ川の湾曲した部分にあることもあってブダペストとはまた異なる様子のドナウ川を見れます。
そして脇道に入ればそこにはかわいいこじんまりとした町並みがあります。
或いはセンテンドレ島へ渡ってみるのもいいでしょう。
ブダペストの喧騒に疲れたらヴァ―ツでのんびり過ごしてみませんか?