ハンガリーの食文化

マンガリッツァ豚は日本でも食べれる!ということで十勝で食べてきたお話

以前にマンガリッツァ豚を紹介した際に日本でも育てている場所が北海道にあることについて紹介しました。

こんなにもありがたい情報を入手してしまったからにはいかない訳にはいきません。

そう思った筆者は後先考えずに一路十勝平野へ向かうのでした。

今回は十勝でマンガリッツァ豚を食べたお話をさせていただきます。

マンガリッツァ豚の復習

マンガリッツァ豚はハンガリーの国宝となっている希少な品種の豚です。

特徴は何と言っても通常の家畜用の豚とは大きく異なる毛むくじゃらな、豚というよりは猪に近いような見た目です。

毛深さで言えば猪を通り越して羊といってもいいくらいかもしれません。

そんなマンガリッツァ豚は現在ハンガリーでは5万頭ほどが育てられています。

以前にマンガリッツァ豚についてまとめた記事は下記リンクからご参照いただけます。

十勝ヒルズのGarden Cafe Niwakaraでマンガリッツァ豚を満喫♪

以前にもさらっと紹介したGarden Cafe Niwakaraですが、今回は実際に行ってきました。

カフェのあるガーデンエリアは通常は入場料が必要となりましたが、10月から12月までの間は無料入場できます。

(12月より冬季は閉鎖されるのでご注意ください。)

さて、気になる十勝のマンガリッツァ豚の味はいかに!?

十勝のマンガリッツァ豚のお味は?

さて、今回はマンガリッツァ豚特有の味わいを直に楽しみたかったのでマンガリッツァ豚のサラダピザにしました。

するとどうでしょう、ピザの上にこんもりとのったサラダのてっぺんにはマンガリッツァ豚のロースハムが食欲をこれでもかというほどに刺激します。

まずは一口、間違いない、脂がしっかりのっているのにあっという間にとろけてなくなってしまうような味わいはハンガリーで食べたときと全く変わりません。

もう一口、間違いない、豚肉であることを忘れさせるような濃厚な味わいもまたハンガリーで食べたときと何ら変わりはありません。

ハンガリーで時折見られたナッツのような香りがするマンガリッツァ豚ではありませんでしたが、そもそも食べているものが違うのかもしれません。

ともあれ、十勝のマンガリッツァ豚はハンガリーを思い出させてくれる、そんな味でした。

マンガリッツァ豚をより十勝スタイルに食べるならマンガリッツァ豚の豚丼なんかもあるのでぜひトライしていただければと思います。

店内の様子

店内はとても開放的なつくりになっていて、大きな窓から入ってくる陽だまりがとても気持ちよかったです。

写真を見る限りだと貸し切り状態ですが、閑散期の11月に来るとそりゃそうなります(笑)。

十勝平野のど真ん中のロケーションですので気軽にお茶をしに行くには少々ハードルがあがりますが、コーヒー片手に何時間でもいたくなります。

というのも....。

窓際の席からは十勝ヒルズの庭園がよく見えるのです。

心地よい陽だまりを浴びながら窓越しにフルーツビールを片手に庭園をボーっと眺める....至福の時間です。

Garden Cafe Niwakawaの基本情報

  • 営業時間:10:00~17:00(ただし11月から12月は10:00~15:00)
  • 住所:北海道中川郡幕別町字日新13-5
  • アクセス:タクシー又はレンタカー
  • ホームページ:NIWAKARA|十勝ヒルズ

大切なことなので申し上げますと、十勝ヒルズの近くを通る公共交通機関は一切ありません。

筆者は帯広空港→十勝ヒルズ→帯広市内のルートでタクシーを使い、運賃は合計1万円近くかかりました(笑)。

帯広市内からであれば往復6000円前後で済み、所要時間は片道15分前後です。(レンタカー使った方が安上がりかもしれませんが)

参考までに筆者はスマホが諸事情で使えなくなった際にGarden Cafe Niwakaraでタクシーを手配していただけました。

実は十勝以外でも十勝マンガリッツァ豚が食べれる!?

出典元: "ID 90204150 © Dennis Van De Water | Dreamstime.com"

さて、十勝ヒルズでマンガリッツァ豚を堪能した後に十勝ロイヤルマンガリッツァ豚のHPを見たらなんと衝撃的なリストがありました。

なんとGarden Cafe Niwakaraで食べた十勝のマンガリッツァ豚は北海道のみならず日本各地で取り扱っている店があったのです。

もしかするとお近くに十勝のマンガリッツァ豚を取り扱っている店があるかもしれませんので、この機会に上記リンクのリストと睨めっこしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに十勝ロイヤルマンガリッツァ豚はオンラインストアでの取り扱いもあり、ロースハムやソーセージなどはもちろんのこと、ハンガリーの国宝を和風に楽しむしゃぶしゃぶセットもあります。

興味のある方はこちらのリンクからどうぞ♪

日本でも食べられるハンガリーの国宝

結論から申し上げますと、十勝のマンガリッツァ豚も本家のマンガリッツァ豚にも負けない、濃厚な味わいと一瞬でとろけてクセになってしまう脂がもうとにかくたまりません。

これがオンラインストアでも買えるのですが筆者はもう大歓喜なわけですが、無論、十勝ヒルズも素敵な場所でした。

今回は完全にオフシーズンでしたが、暖かい時期に行くとカラフルな庭園を見ながらマンガリッツァ豚を堪能なんてこともできます。

今回はサラダピザという形ではありましたが、今後もマンガリッツァ豚の色んな食べ方を開拓していきたいと思った、そんな旅でした。

次回は十勝スタイルでマンガリッツァ豚丼で食べてみたいですね。

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