今回も引き続き日本からハンガリーへのフライト事情を探っていきます。
前回は日本から比較的に近い乗り継ぎ地を経由した経路を検証しました。
今回は西へ移動しまして中東系のエアラインに着目していきたいと思います。
今回も前回と引き続き乗り換えは1回までとします。
なお、前回検証した韓国・中国系のエアラインを使った経路についてはこちらからどうぞ。
目次
日本からハンガリーへの直行便はない
昔は日本からチャーター便でハンガリーへ直行できた時期もあったそうです。
しかし、少なくとも2024年時点において日本からハンガリーへの直行便はありません。
そのため、必ずどこかしらで乗り継ぐ必要があります。
日本から比較的近いところですと韓国や中国を経由するルートがあります。
先述のルートの詳細については下記リンクからどうぞ。
ハンガリーへのフライト事情：中東系3社の場合
前回は東アジア4社について検証しましたが、今回は西に移りまして中東経由の経路について検証していきます。
日本からハンガリーへ行くにあたって中東ではトルコ、カタール、UAE（ドバイ）の3か国での乗り継ぎが可能です。
そこで今回検証していくのはターキッシュエアラインズ（トルコ）、カタール航空（カタール）、エミレーツ航空（UAE）の3社です。
なお、今回も東京起点とします。
ターキッシュエアラインズ
ターキッシュエアラインズは今回紹介するフライトの中でブダペストへの運行本数が最も多い航空会社です。
ターキッシュエアラインズはイスタンブール～ブダペスト間を毎日3往復運行しています。
羽田21時発に乗れば翌日の午前8時の便に、成田10時発に乗ればその日の最終便となる18時発の便に最速でそれぞれ接続できます。（ただし乗り換え時間は最短だと1時間少々しかありませんが...)
なお、イスタンブールからのフライト時間は2時間程度（実質飛行時間は2時間足らず？）なので東京から九州に行くような感覚です。
運賃は最安で13万円からと、中国系エアラインほどでないにしてもコスパ面も優秀です。
ターキッシュエアラインズで特筆すべきは最短で接続しない場合に受けられるサービスがある点です。
乗り継ぎが6時間を超える場合、Touristanbulというサービスで無料ツアーに参加できます。
また、日付をまたいで乗り継ぐ場合、無料でイスタンブール市内のホテルに宿泊することも可能です。
筆者は個人的にイスタンブールにも寄り道したいのでこの手のサービスにはよくお世話になっています。
後は個人的な感想ですが東京ーイスタンブール線の機内食がいつも美味なんです...。
公式サイトはこちらからどうぞ。
カタール航空
これは個人的な感想なのですが日本航空も加盟するワンワールドアライアンスのフライトがブダペスト発着では少数派な気がします。
そんなワンワールドアライアンスに入っているカタール航空はドーハ～ブダペストを毎日1往復運行しています。
ドーハの出発時間は午前9時で、前日の成田発又は羽田発（羽田発着についてはJALが運行）に乗っておけばスムーズに接続できます。
フライト時間はドーハからブダペストまで5時間程度です。
運賃は14万円程度からで、中国系エアラインほどでないにしてもコスパも優れています。
後は個人的な感想ですが、値段の割にはサービスが懇切丁寧で機内食も少なくともこれまでの経験上では外れくじをひいたことがありません。
カタール航空も接続がある程度長いと無料でホテルに泊まれるサービスがありますが、ブダペスト便については接続が5時間以内なので今回は対象外です。
公式サイトはこちらからどうぞ。
エミレーツ航空
お待たせしました、世界最強のエアラインと言っても過言でなさそうなエミレーツ航空（UAE）が登場です！
エミレーツ航空といえば内装からサービスまで豪華さがあることで有名ですね。
そんなエミレーツ航空はUAEのドバイを拠点にしており、ドバイ～ブダペスト間は毎日1往復運行されています。
ドバイを午前10時に出発し、フライト時間は6時間程度です。
成田22時発又は羽田午前0時発に乗れば遅くても午前7時までに到着するのでスムーズに接続できます。
余談ですが成田発にするとエアバス380という2階建ての豪華な飛行機に乗れますよ。
さて、気になる往復運賃ですが15万円程度からです。
あんなに豪華な航空会社なのに運賃は案外良心的なのでこれ以上言うことは何もありません（笑）。
公式サイトはこちらからぞうぞ。
航空券比較はスカイスキャナーがおすすめ
さて、いちいち航空会社各社のサイトを開いて回るのは面倒ですのでここはスカイスキャナーでサクッといきましょう。
スカイスキャナーはいわばエアライン版のヤフー路線検索ともいえるサイトです。
調べたい区間を入力したら検索結果に様々な航空会社の経路が出されます。
「最安」のフィルターをかければどの航空会社の経路が一番安いかがすぐに分かり、「最短」では最も時間のかからない経路が瞬時に分かります。
この機会にスカイスキャナーでサクッと検索してみませんか。
比較第二弾まとめ：コスパも良く個性派揃いの中東系エアライン
今回は比較第二弾ということで中東系エアライン3社を比較しました。
コスパこそ中国系エアラインには勝りませんが、いい勝負ができている印象です。
その上に3社ともにサービスが充実しているので、サービスの割に安いともいえそうです。
豪華さならエミレーツ航空、寄り道も楽しむならターキッシュエアラインズと言ったところでしょうか。
カタール航空については.....エミレーツ航空やターキッシュエアラインズほど突出した特徴があるわけでもありませんがとりあえずいい航空会社です（笑）。
ちなみに筆者は普段はターキッシュエアラインズでハンガリー入りしています。
さて、次回はいよいよ欧州系のエアラインを見ていきましょう。
最後に、ブダペスト空港から市内へのアクセスについては下記リンクからどうぞ。
