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日本からハンガリーへのフライト事情は?航空各社を調べてみた!①

さて、欧州の主要国は多くの場合、日本(東京)から直行便が設定されています。

ただ、直行便だと高額になる場合もあるのでどこかで飛行機を乗り継ぐという方も多いかと思います。

ハンガリーの場合はどうでしょう?

日本からの直行便はあるのでしょうか?

今回はそんなハンガリーへのフライト事情について航空各社を比較しながら紹介していきます。

今回はその第1弾ということで4社紹介していきます。

(ブダペスト空港のアクセス事情についてはこちらからどうぞ。)

ハンガリーへの直行便はあるの?

出典元:"ID 193558907 © Skovalsky | Dreamstime.com"

日本からハンガリー(ブダペスト)への直行便はあるのでしょうか?

昔はチャーターで直行便もあったそうですが、2024年時点において日本からハンガリーへの直行便はありません。

そのため、最低でも1回はどこかしら飛行機を乗り継ぐことになります。

スムーズな乗り換えができればより快適になることでしょう。

次のコーナーからはそれを踏まえた上で航空各社を比較していきますが、今回は東京起点として乗り換えは1回までとします。

ハンガリーへのフライト事情:東アジア4社の場合

出典元:"ID 327303317 | Shanghai Airlines © Tang90246 | Dreamstime.com"

日本から一番近いところで乗り継ぐとなると、韓国と中国での乗り継ぎができます。

ここでは中韓の航空会社の中でハンガリーへのフライトがある大韓航空、中国国際航空、上海航空(中国東方航空)、中国南方航空の4社について調べてみました。

大韓航空

大韓航空は毎日ではないものの、毎週月・木・土曜日にソウル(仁川)からKE961便(折り返しはKE962便)として運行されています。

フライト時間は12時間半~12時間50分です。

このルートでは最安で往復12万円程度から利用できます。

ソウルは東京から3時間足らずと近いですが、実はブダペスト行となると乗り継ぎの難易度は高いです。

どういうことなのかというと、その理由はKE961便の出発時間にあります。

KE961便は12時にソウルを出発するため、それに間に合うためには羽田空港を午前2時に出るKE720便に乗らないと接続できません。

乗り継ぎが7時間に及ぶことになりますが、その間に仁川市内を散歩してみるのもいいかもしれません。

中国国際航空

エアチャイナとして知られる中国国際航空にはブダペスト便もあります。

コロナ前までは北京(北京首都国際空港)を出発すると一旦ベラルーシのミンスクで着陸してその後ブダペストに向かうという経路になっていました。

2024年現在では北京首都国際空港からCA719便として毎週日・月・木・金曜日に午前2時に出発して直行するルートになっています。

フライト時間は10時間半程度です。

このルートでは安ければ8万円から利用できます。

評判は......色々ありますがコスパ面ではおそらく中国国際航空より安いところはないでしょう。

また、東京を夜のフライトで出発して北京で最短3時間で接続できる点においては乗り換えの難易度も下がります。

(個人的には一部機材の座席が妙に硬いのが気になりますが...)

上海航空(中国東方航空)

ブダペストへ向かうにあたり、中国で乗り継ぎができる場所は北京のみに留まりません。

続いて紹介するのは上海に拠点を置く上海航空です。

上海航空は中国東方航空(同じく拠点は上海)の子会社になります。

なお、上海航空の航空券も中国東方航空のサイトからの購入となります。

上海航空は上海(浦東)から午前1時にブダペスト行(FM869便)を毎日運行しており、遅くとも前日の羽田20時発のフライトに乗れば接続できます。

上海からのフライト時間は12時間10分程度です。

このルートですと時期にもよりますが往復運賃は10万円前後が目安です。

ただ、上海ーブダペスト線は少なからぬ頻度で欠航になるため、なかなか油断ならないルートです。

個人的に上海航空の上海ーブダペスト間の機材の座席はフカフカで快適だとは思ったのですが。

中国南方航空

続いて紹介するのは広東省広州に拠点を置く中国南方航空です。

今度は広州での乗り継ぎでCZ649便として午前1時に出発し、フライト時間は12時間50分程度です。

ダイヤがまだパターン化されていませんが、ほぼデイリー運行に近い頻度で運行されています。

運賃は概ね10万円前後が目安です。

酷評と噂される中国南方航空ですが、実際に乗ったレビューを見るとそれほど悪くもなさそうです。

航空券の比較はスカイスキャナーがおすすめ!

出典元:"ID 253754493 © Designer491 | Dreamstime.com"

今回は4社を比較してきましたが、いちいち航空各社のサイトを開いて回るのは大変面倒です。

そこでおすすめしたいのがスカイスキャナーです。

スカイスキャナーはいわば航空版のヤフー路線検索と言っても過言ではありません。

使い方は至って単純で、利用区間を入力すると様々な航空会社の経路が掲示されます。

そこに「安い順」のフィルターをかければどの経路が一番安いか瞬時に分かります。

時間を重視するのであれば「最短」のフィルターをかけると一番速い経路が出されるという仕組みです。

この機会にぜひお試ししてはいかがでしょうか。

リンクはこちらからどうぞ。

比較第一弾まとめ:東アジアで一番安いのは北京経由

出典元:"ID 22398644 | Air China © Pindiyath100 | Dreamstime.com"

今回はハンガリーに行くにあたり、日本から乗り継げる一番近い東アジア2か国(韓国・中国)から4社の航空会社を比較しました。

結論としてはコスパ重視であれば、コスパ面において北京経由(中国国際航空)に勝るものはないということです。

何度もスカイスキャナーで検索をかけましたが、中国系エアラインより安い経路はまずありません。

ただ、運賃はある程度妥協してサービス面や安全面をより重視するということであれば大韓航空(接続に難あり)、或いは次回以降に紹介する中東経由ヨーロッパ各国経由も併せて検討してみるといいでしょう。

最後に、ブダペスト空港到着後の市内への経路については下記リンクからご参照ください。

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