ハンガリーの魅力

20年以上ハンガリーに通い詰めた筆者だからこそ知るロコな視点からのハンガリーの魅力7選

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20年以上ハンガリーに通い詰めた筆者だからこそ知るロコな視点からのハンガリーの魅力7選

はじめまして、幼少期からハンガリーに20年以上通い詰めているkinpiraです。

ハンガリーへ通いつめすぎてハンガリーをもはや第2の故郷として認識しているほどです。

今回は20年以上ハンガリーへ通い詰めたからこそ感じているハンガリーの魅力をとことん紹介していきます。

食べ物がとにかく美味しい

旅行先で美味しい食べ物に出会うと大変いい思い出になるのではないでしょうか。

筆者がハンガリーに20年以上通う中で一番に魅力として感じたのはやはり食べ物です。

ハンガリーではマンガリツァ豚パプリカ、トカイ地方のブドウなど、様々な食材に恵まれています。

ハンガリー料理といえば避けて通れないのがグヤーシュですが、20年以上通う中でも各家庭ごとに味が異なることもあり、いまだに飽きることはありません。

また、ガイドブックに出ないような家庭料理も美味しいものばかりですので、別の機会で改めて紹介します。

実は温泉大国

ヨーロッパで温泉というイメージには繋がりにくいことと思います。

しかし、ハンガリーは想像以上に「温泉大国」で、なんと国内1,300箇所で温泉が湧いています。

しかもブダペスト市内だけでも100箇所で温泉が湧いているものですから、いかにハンガリーが温泉に恵まれているのか分かるでしょう。

ガイドブックでよく紹介されるセーチェーニ温泉ゲレルト温泉などがブダペスト市内では代表的ですが、他にも穴場がまだまだあるので別の機会でじっくり紹介します。

なお、日本と違って水着を着用しての入浴となりますのでその点に留意してください。

それにしてもヨーロッパで温泉を満喫できるというのもまた、ハンガリーに20年以上通わせるだけの魅力といって差し支えないでしょう。

豊かな自然と景観

バラトン湖を見下ろすブドウ畑

ハンガリーに通い詰めているうちに街歩きの気分にならないと感じる時もありました。

そんなときは決まってハイキングです。

ハンガリーは平なイメージがありますが、北部は比較的山がちな地形で、とりわけ北西部の避暑地としても有名なバラトン湖周辺には大昔の火山活動が育んだユニークな山々がたくさんあります。

夏になればバラトン湖に飛び込んだり、あるいはアグテレクの鍾乳洞で涼むのもよいでしょう。

或いは、移動中にハンガリーならではの牧歌的な景観を車窓から愛でるというのも趣がありますね。

歴史の凝縮された街並み

ジェールの街並み

ブダペストに限らず、ハンガリーで色々な街にいくたびに歴史が凝縮されているとよく感じます。

例えばオーストリアとの国境に近いジェールにいけばオーストリアにいると錯覚するような、二重帝国時代の面影を感じられます。

南下してペーチへ行くと、かつてモスクだった建物が教会として使われているところに今度はオスマン統治時代の名残がみられます。

ブダペストに至っては中世から共産時代に至るまでの街並みが一つの都市に凝縮しており、ハンガリーの街は生きる世界史の教科書と言っても過言ではありません。

世界史の教科書や資料集などを片手に歩くとハンガリーの魅力をさらに味わえるのではないでしょうか。

周辺国への旅行に際しての拠点としてもうってつけ

ブダペスト西駅

ハンガリー、特にブダペストからは各方面へ国際列車や国際バスが多数発着しています。

特に北に隣接するスロバキアや西に隣接するオーストリアに至っては日帰り圏内です。

例えばブラチスラバ(スロバキア)やウィーン(オーストリア)は鉄道またはバスでほぼ3時間程度で着きます。

ハンガリーで祝日だった時に隣国では平日ということもあるので、買い物を済ませるためにスロバキアに行くということもしてました。

他に隣接しているルーマニアやセルビア、クロアチア、スロヴェニアはもちろん、ポーランドやスイス、ドイツへの陸路アクセスも便利です。

欧州を周遊する際にぜひ参考にしていただければ幸いです。

周辺国にも残るハンガリー文化

コシツェ市内(スロバキア)

ハンガリーは第1次世界大戦まで今よりも大きな国土を有していたこともあり、現在のスロバキア、ルーマニア西部、セルビア北部、クロアチアの一部、ウクライナ南西端部などには今でも多くのハンガリー系民族がいます。

そして、これらの地域ではハンガリー本国とはまた少々異なった独自の文化が育まれています。

ハンガリーを満喫するうえで周辺国に残ったハンガリー文化も併せて見て回るとハンガリーでの滞在経験がさらに濃密で魅力的なものになりますよ。

やはり「人」

ハンガリーに20年以上通わせた一番の要因は何かというところを考えると最終的に行き着くのは「人」だと思っています。

率直に申し上げて初見はややぶっきらぼうに思われるかもしれませんが、それは最初だけです。

一度でも会話がはじまれば第1印象がまるで嘘だったかのように朗らかに嬉しそうに話しだします。

筆者は基本的に地方に用事があることのほうが多く、バスの運転手さんに運賃を払うだけなのに「こんなところになんで日本人が(笑)」と大変珍しがられるとともに、歓迎される、いつもそんな温かい体験に恵まれています。

ハンガリー流のおもてなしもぜひ味わってきてください。

ハンガリーは...いいぞ

今回は20年以上ハンガリーに通い詰めた筆者が感じたハンガリーの魅力ということで大きく7つにまとめてみました。

しかし、今回紹介した魅力はまだ序の口です。

これからは20年以上通い詰めたからわかる隠れた名所であったり、国内事情などを紹介していきますのでどうぞよろしくお願いします。

また、近く留学情報も扱う予定ですので、ハンガリーへの留学を検討されているということでしたら引き続きご笑覧いただけると嬉しいです。

なお、日本国内でもハンガリー関連のイベントが行われることもあります。

これらのイベントはハンガリー文化センターのサイトから確認できるので、興味のあるイベントがあればぜひ参加してみてください。



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