海外旅行に行った時にどうもバスに乗りづらかったなんて経験はありませんか?
市内バスならまだしも、国内の中長距離ともなるとどうにも乗車券の買い方から乗り方までよく分からなかったりすることもあるでしょう。
控えめに言ってハンガリーの中長距離バスの仕組みはどうにも初見殺しに思えてならないので、ブダペストの主なバスターミナルと共に乗り方等解説していきます。
目次
ブダペストの主な長距離バスターミナルは2か所!
ブダペストではありがたいことに長距離バスターミナルは2か所に集約されています。
東京では色々な場所に散らばっているだけにこれは分かりやすいです。
それでは早速みていきましょう。
ネープリゲットバスターミナル
ブダペストの長距離バスならとりあえずネープリゲットバスターミナル!と言われているかどうか分かりませんがブダペストから発着する長距離バスの大部分はここから出発しています。
ネープリゲットバスターミナルからは国内長距離バスに限らずFlixbusに代表されるような国際バスもネープリゲットバスターミナルから発着しています。
バス以外ではブダペスト西駅を経由する地下鉄M3号線も接続しているので都心部へのアクセスも抜群です。
さて、ネープリゲットバスターミナルには一応窓口はあるにはあるのですが、ちゃんと営業しているところはあまり見たことがないですね....。
ご心配なく、窓口に頼らずとも乗れますが、それはまた後半で紹介します。
シュタディオン・バスターミナル
恥ずかしながら筆者は最近まで知らなかったのですが、ブダペストの長距離バスターミナルはネープリゲットバスターミナルに加えてもう1か所あります。
プシュカーシュ・フェレンツ・シュタディオン(スタジアム)からほど近いところにもう1か所長距離バスターミナルがあります。
発着本数は限られていますが、アグテレクやヤースベレーニなど、ハンガリー東部方面を中心に長距離バスが運行されています。
ここではブダペスト南駅とブダペスト東駅方面から地下鉄M2号線が接続しており、ここも都心部へのアクセスが便利です。
ハンガリーの長距離バスの乗り方は?
ここまでブダペストの主要な長距離バスターミナルを紹介してきましたが、肝心なバスの乗り方はどうなっているのでしょうか?
日本のようにオンラインで予約する....のかと思いきや必ずしもそうでもないのです。
ハンガリーでの長距離バスの乗り方はずばり!2通りのみです。
運転手に直接現金払い
ハンガリーでは国内長距離バスに乗るのに予約するという概念があまり浸透していません。
そもそも事前予約できるバスが限定的なためです。
そのため、特に事前予約をすることもなく、運転手に目的地を告げて直接現金で前払いして完了です。
最近は英語が通じる運転手も多いので運賃などが分からなくてもちゃんと教えてくれます。
初見殺しかと思えば実は至ってシンプルなんですね。
つまるところ、ハンガリーで長距離バスに乗るときに窓口の出番はほぼありません。
オンラインで予約
限定的ではありますが、ブダペスト発着の長距離バスであればvolánbuszの公式サイトから事前購入できます。
この方法は何がありがたいかというと、運賃が現金支払いより安くなるうえ、座席指定まで可能なので確実に座れます。
特にブダペスト発着の長距離バスはピーク時は事前予約した乗客が優先されるため、予約しなかった乗客が積み残されるという光景も時折目にします。
ただし、ブダペスト発着でなく、地方都市間長距離バスとなると事前予約の対象外となるので悪しからず。
長距離バスを使ってハンガリーを探検しよう!
ハンガリーの長距離バスの乗り方は初見殺しに見えて実は至って単純です。
バスターミナルに行って乗りたいバスを見つけて運転手に目的地を告げて運賃を払ってそのまま着席です。
事前予約対象になっているバスなら事前予約で割安に買うのもいいでしょう。
ハンガリーは長距離バスを使えばさらに味わい深い旅行ができます。
長距離バスを使ってハンガリーを探検してみませんか?