さて、突然ですがハンガリー中華はご存知でしょうか?
わざわざハンガリーに来てまで中華を食べることはないだろうと思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、アジアの味が恋しくなる時は突然やってきます。
そしてハンガリーは日本の町中華なみに各地で中華料理が浸透しており、味もハンガリー式にカスタマイズされているのでハンガリー中華といっても差し支えないでしょう。
そこで今回は滞在先の近所のハンガリー中華(Kinai gyorsbüfé)でテイクアウトしてみました。
ハンガリー中華はどこにでもある?

ハンガリー中華は多くの場合、Kinai gyorsbüféが名前に入っていることが多いです。
中にはKinai gyrosなんていう直訳すると中華とギリシャ料理が同時に存在しかねないような名前の店さえあります。
そんなハンガリー中華ですが、本当にびっくりするくらい各地に浸透しています。
中でもブダペストに至っては数ブロックごとにハンガリー中華を見かけるエリアがあるほどです。
そんなハンガリー中華ではどんな人が利用しているのかというと、案外仕事帰りの地元サラリーマンなんかも多いです。
まるで仕事帰りにサラリーマンが町中華によるみたいな感じでしょうか。
さて、今回は滞在先の近所にあるHangzhou Kinai gyorsbüféにお邪魔することにしました。
ブダペスト西駅から歩いて10分程度です。
気になるハンガリー中華の品ぞろえ

ということで例のハンガリー中華にお邪魔しました。
品揃えは豊富で、メニューは基本的にどのハンガリー中華に行ってもほぼ変わりません。
まずは左半分の麺類と煮込みものです。
焼きそばに焼きビーフン、鶏肉煮込みなどが見えますね。
鶏肉煮込みはまさにハンガリー中華らしいメニューで、鶏肉の辛口煮込みには唐辛子の代わりにパプリカが使われていて、中華なのにハンガリーな味がする不思議な一品です。
ちなみに空っぽになっているところにはチャーハンが入ってました。

続いて右半分です。
こちらは揚げ物と炒め物がメインです。
鴨肉のから揚げがあるところにハンガリーらしさを感じます。
それにしてもどれも美味しそうで迷いますね...。
ちなみに今回はテイクアウトでしたが、ハンガリー中華はイートインも可能なところが殆どです。
気になる味とコスパは?

今回はチャーハン(2人前)、鶏肉煮込み(1人前)、鴨のから揚げ(1人前)をテイクアウトしました。
総額は4000フォリントで、1人あたり2000フォリントとハンガリーの外食にしては良心的な価格です。
写真は取り分けたものになりますが、テイクアウトした当初はタッパーにほぼ満タンなチャーハンがあってその上を完全に覆うようにおかずがありました。
つまり量はそれなりに多いです。
気になる味ですが....。
チャーハンは味がやや薄いかもしれませんがグリーンピース入りのご飯だと思えば問題なし!
鶏肉煮込み(左側)は今回は辛口じゃない方だったので「明らかにハンガリーな味」はしませんでしたが、醤油が程よく効いた優しい味わいで食べやすかったです。
最後に右側の鴨のから揚げ、これはほんのり甘辛スパイシーでしたが、案外嫌いな味ではありません。
次回は焼きそばも試してみたいと思ったのでした。
アジアの味が恋しくなったらハンガリー中華はいかが?

今回は通りかかる気になっていたハンガリー中華を実際に食べてみたということで紹介しましたがいかがでしたか?
さすがハンガリー人の味覚にある程度合わせてるだけのことはあって独特な味わいがしますが、街角にどこからとなく出没する程度に馴染んでいるようです。
そして味は案外おいしいです。欲を言えばハンガリービールと一緒に呑みたいですかね...(笑)
ということでハンガリー滞在中にアジアの味が恋しくなったらハンガリー人のサラリーマンたちに紛れてハンガリー中華はいかがでしょう?
それと余談ですが私はハンガリー行くとき下記のレンタルwifi使ってますのでご参考までに...↓↓↓